アメリカ以外のユニコーン企業(unicorn)7選を紹介します

投資(株・不動産・FXなど)

動画アプリ「TikTok」を主な事業とするバイトダンスなど、アメリカ以外のユニコーン企業(unicorn)が躍進しています。
例えば2018年11月に、米調査会社CBインサイツの企業価値評価で世界首位になったユニコーン企業(unicorn)がバイトダンスという企業です。

バイトダンス?知らない。という方も、今、若者に人気の動画投稿アプリ「TikTok」の企業だといえば理解してもらえるかもしれません。
今年よくテレビでも紹介されていました。急成長している企業ですよね。

●このページの目次

そもそもユニコーン企業(unicorn)て何?

ユニコーンと聞くと、額に一本の角が生えた馬に似た伝説の生き物を想像しますよね。
そんな空想の動物のように、ほとんどみられることがなく、投資家が探し出すことができれば(投資することが出来れば)巨額の利益をもたらす可能性のある企業のことを指すのが「ユニコーン企業(unicorn)」です。

ユニコーン企業(unicorn)には定義があります。

  • 未公開企業であること
  • 上場企業の株式時価総額に相当する評価額が10億ドルを超えること

ベンチャーやスタートアップ企業ということですね。
日本ではメルカリ、中国ではxiaomi(シャオミ)なども、株式上場するまでユニコーン企業と呼ばれていました。

各国のユニコーン企業(unicorn)の数

スタートアップ企業やベンチャーキャピタルなどの動向を調査・分析する米CB Insights(CBインサイツ、ニューヨーク市)によると2018年11月現在で、世界には290社のユニコーン企業(unicorn)があるそう。
そのうち139社がアメリカにあるということですよ。

じゃあ、次に多い国は?
日本!ではないですよ。

実は中国なんです。その数、83社。
その次に続くのが共に14社のインドとイギリスなんです。

CBインサイツはスタートアップやテクノロジー企業、ベンチャーキャピタルに関する独自のデータベースをもとにした有料情報サービスを運営しています。資金調達や特許の保有状況などのデータを、エンジニアが機械学習の技術を使って分析。簡単な操作で、成長する企業や分野をいち早く知ることができるのが強みです。また、多くのアナリストを抱え、高い品質の調査レポートを発行しています。

引用元:日本経済新聞社

なぜユニコーン企業(unicorn)が増えたの

ユニコーン企業(unicorn)は未公開企業ということは、お話ししました。
でも、これまでだったら、上場していただろう企業が、未公開のままだったりするのは何故なんでしょう。

それは、未公開株市場の発達で資金調達がしやすくなったためなんです。
IPO(新規株式公開)をしなくても多額の資金が調達できるようになったんですね。

ここまでユニコーン企業(unicorn)について説明してきました。

それでは、アメリカ以外のユニコーン企業(unicorn)を7つピックアップしましたので、ご紹介します。

アメリカ以外のユニコーン企業(unicorn)

ユニコーン企業(unicorn)が手掛ける事業内容は、ネット関連の消費者サービスが多くありますので紹介していきます。
フィンテック関連も目立つのですが、早速見ていきましょう。

バイトダンス(中国)

  • 創業:2012年
  • 事業内容:メディア・エンターテイメント

ニュースアプリ「今日頭条(Toutiao)」の運営会社です。
動画アプリ「Tik Tok」は2018年に若い世代で急速に人気を高めました。

ちなみに創業者の張一鳴は1983年生まれ。連続起業家としても有名です。

ソフトバンクグループやKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)、アリババが出資を検討しているといわれ、すでに株式公開の準備手続きに入っているといいます。

●日本企業と提携

  1. 2018年10月にエイベックスと包括的楽曲ライセンスに関する提携をしている

滴滴出行(中国)

  • 創業:2012年
  • 事業内容:配車サービス

中国のライドシェア配車アプリの会社。
滴滴快的と快的打車のライバル企業同士で合併したのが滴滴出行です。
2016年8月には、uber(ウーバー)の中国事業の買収もしています。

●日本企業と提携

  1. 2018年1月にトヨタ自動車の「eパレット」のパートナーになっている
  2. 2018年2月にソフトバンクや日産自動車とも提携している
  3. 2018年4月にトヨタ・日産などと電気自動車を共同開発する「洪流連盟」を設立している

陸金所(中国)

  • 創業:2011年
  • 事業内容:個人間金融サービス

中国の四大保険会社の一つである中国平安保険集団の傘下企業です。
(グループ企業である平安保険が43%の株式を保有しています)

インターネット上で資金の貸し手と借り手を結びつけるP2Pレンディングを開始したあと、サービスを拡充していきました。
主な金融商品として、流動性預金、定期預金、P2P、投資信託、保険など多岐にわたります。

2018年現在では、総合金融サービスとして中国フィンテック企業の代表格といわれています。

グラブ(シンガポール)

  • 創業:2012年
  • 事業内容:配車サービス

マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、カンボジアで配車サービスを提供しています。
2018年11月には、モバイル決済システム「グラブペイ」で2019年初めにも海外送金サービスの提供を開始すると発表しています。

●提携

  1. 2018年4月にuber(ウーバー)の東南アジア事業を買収
  2. 2018年6月にトヨタ自動車が10億ドルを出資している
  3. 2018年11月にマスターカードと提携している

グローバルスイッチ(イギリス)

  • 事業内容:データセンターホールセラー

イギリスの不動会社オルダースゲート・インベストメンツ社が設立。
2016年に中国系コンソーシアムのエレガント・ジュビリー社に40億ドルで売却されました。
香港やシンガポール、ロンドンなどアジアや欧州の10都市でデータセンターを運営しています。

ワン97コミュニケーションズ(インド)

  • 創業:2000年
  • 事業内容:モバイル電子決済サービス

電子決済サービス最大手ペイティーエムの親会社です。
「ペイティーエム」はスマホの電子決済アプリで2億4000万人のユーザーがいます。
2017年4月にソフトバンクが1200億ルピーを出資し同社の持ち分20%を取得しています。
2018年8月には、ウォーレン・バフェット率いる米バークシャー・ハサウェイが出資しています。

スナップディール(インド)

  • 創業:2010年
  • 事業内容:電子商取引

インド最大のECサイトを運営しています。
10万以上の売り手が販売する様々な種類の1000万以上の品揃えの商品を提供し、インドの5000以上の町や都市に配達しています。

まとめ

いかがでしたか?
一昔前は、未公開株の詐欺なんかも結構ありました。

もしかしたら今でもあるのかもしれないので、投資の際には注意が必要ですよ。
ちなみにアメリカではTロウ・プライスなどの運用会社も未公開企業を組み入れるファンドを販売しています。
気軽にユニコーン企業(unicorn)に投資できるチャンスが広がるといいですね。

また、ユニコーン企業(unicorn)などの注目ベンチャーやスタートアップ投資を考えている方は、注目していきたいですね。

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